リギング概算
2000mエルゴのクルー平均から、リギングの目安を出します
艇種
スカル
スイープ
2000mエルゴ・クルー平均
5:40〜9:00
6:45
目盛りを横にスライド
500mあたり 1:41.2
推定 337 W
① スパン ピンの位置
159.5cm
目盛りを横にスライド
船の幅
40.0cm
目盛りを横にスライド
② インボード 手元の形
88.0cm
目盛りを横にスライド
③ オール全長 重さ
287.5cm
目盛りを横にスライド
アウトボード
199.5cm
= 全長 − インボード
てこ比
2.27
アウトボード ÷ インボード
エルゴからの目安 2.27
スカルとスイープでは比べられません
決める順番
① スパン(スプレッド)— エルゴと艇種から決めて、支点を先に固定する
② インボード — 体格に合わせる。オーバーラップと振り角=手元の形はここで決まる
③ 全長 — アウトボード(=全長−インボード)で重さを合わせる。日々の調整もここ、応急はクラムで
④ 形が気になったら②に戻り、直したら③で重さを合わせ直す
鍵 動かせない寸法は鍵で固定 — 残りを目安のてこ比や手元の式に合わせて逆算します
同じてこ比でも、ここが変わる
てこ比が決めるのは「重さ」。同じ重さでも、インボードとスパンの取り方で「漕ぎの形」(振り角と手元)が変わります。
インボード
長め
手の動きに対してブレードの動きが小さくなり、細かい調整がしやすい。同じ体の動きでは振り角は小さくなり、スカルではオーバーラップが増える。
短め
手の動きに対してブレードの動きが大きくなり、振り角を大きく取れる。そのぶん操作はシビアで雑になりやすい。
スパン(スプレッド)
狭め
振り角を大きく取れて水中を長く漕ぐことができる。キャッチで艇を横に挟む力が増えるため、技術と可動域が要る。
広め
振り角が浅くなり扱いやすい。入門・小柄なクルー向きで、水中の長さは短くなりやすい。
エルゴが速いクルーほど・速い艇種ほど、スパン(スプレッド)を狭く、オールを長く(=重いギア)に寄せる目安で計算しています。数値の幅はConcept2の公開ガイドラインの範囲を基準にしています(初心者側はやや広め)。てこ比はてこの仕組みが違うため、スカル同士・スイープ同士でのみ比較できます。対応表そのものは経験則のたたき台です。
出典(根拠にした公開ページ)
- Concept2: Watts Calculator — ワット換算式(ワット = 2.80 ÷ ペース³)
- Concept2: Sculls – Length & Rigging — スカルのスパンの一般的な範囲(157〜161cm)と「長いオール・狭いスパン=重いギア」の方向性
- Concept2: Sweeps – Length & Rigging — スイープのスプレッド(83〜87cm)・全長(ブレード別367〜378cm)・インボード(スプレッド+29〜31cm)
- Concept2: Setting Inboard — スカルのインボード(スパンの半分+6〜8cm)
エルゴタイム→各数値の対応表と、艇種ごとの差(1段階でスパン0.5cm・全長1.5cm、コックス付きは全長−0.5cm)は、上記の範囲と方向性に収まるように作った経験則のたたき台で、公表された標準があるわけではありません。