①ピントゥーヒール:スライド3/4(バックストップから1/4)で背中を立て腕を伸ばしたとき、オールが艇と直角になる位置
②ハイト:キャッチでブレードを沈めたとき、腕が水平〜6°下がりに収まる高さ
③デプス:シート最低点とヒールの中間に水線が来るのが目安(水線はシート下7〜9cm・ヒール上7〜9cm)
①スパン(スプレッド)— エルゴと艇種から決めて、支点を先に固定する
②インボード — 体格に合わせる。オーバーラップと振り角=手元の形はここで決まる
③全長 — アウトボード(=全長−インボード)で重さを合わせる。日々の調整もここ、応急はクラムで
④形が気になったら②に戻り、直したら③で重さを合わせ直す
鍵動かせない寸法は鍵で固定 — 残りを目安のてこ比や手元の式に合わせて逆算します
てこ比が決めるのは「重さ」。同じ重さでも、インボードとスパンの取り方で「漕ぎの形」(振り角と手元)が変わります。
手の動きに対してブレードの動きが小さくなり、細かい調整がしやすい。同じ体の動きでは振り角は小さくなり、スカルではオーバーラップが増える。
短め手の動きに対してブレードの動きが大きくなり、振り角を大きく取れる。そのぶん操作はシビアで雑になりやすい。
振り角を大きく取れて水中を長く漕ぐことができる。キャッチで艇を横に挟む力が増えるため、技術と可動域が要る。
広め振り角が浅くなり扱いやすい。入門・小柄なクルー向きで、水中の長さは短くなりやすい。
エルゴが速いクルーほど・速い艇種ほど、スパン(スプレッド)を狭く、オールを長く(=重いギア)に寄せる目安で計算しています。数値の幅はConcept2の公開ガイドラインの範囲を基準にしています(初心者側はやや広め)。てこ比はてこの仕組みが違うため、スカル同士・スイープ同士でのみ比較できます。対応表そのものは経験則のたたき台です。
「船」タブの範囲は公開資料に合わせています:ストレッチャー角 38〜42°(可動域が高ければ42〜44°、低ければ38°寄り)、シート→ヒール 14〜18cm、ハイト 16〜18cm(スカルは片側を0.6〜1.2cm低く)。ピントゥーヒールは公式の標準値がなく、乗艇姿勢で決めるのが原則です。ここでは国内で一般的な27〜35cm(ワークラインからヒール最深部)に収まるよう身長×0.18を初期値にしています。身長・体重・柔軟性からの配分は経験則で、実装時に自チームの基準値に差し替えてください。
エルゴタイム→各数値の対応表と、艇種ごとの差(1段階でスパン0.5cm・全長1.5cm、コックス付きは全長−0.5cm)は、上記の範囲と方向性に収まるように作った経験則のたたき台で、公表された標準があるわけではありません。